方法

 上記の考察をふまえ、実際どのような方法で入れ替わりを実行したかですが。
 ここで35話、ヒューズ殺害を伝える新聞の裏に工場火災らしき記事があります。(この新聞記事の件は、自分では気付けなかったのですが某掲示板にて考察されている方が言及されていらっしゃったので)ここから死体を調達したのではないかと推察されます。
 ただ、36話で歯の治療痕からあの焼死体がロス少尉と断定されました。カルテの改ざんという方法もありますが、全く誰かも判らない死体の歯の治療痕など知る方法などありません。(時間的に死体の歯型など調べてカルテをでっち上げるのは無理そう)
あの死体はたまたま起きた火災における身元不明の被害者ではなく、大佐と敵対する誰かかも知れません。
 素直に考えるなら、あの監察医はマスタング氏の知り合いのようですし、(「大佐」という階級ではなく「マスタングさん」と呼んでいた)示し合わせて判別不明の焼死体を「マリア・ロスと断定した」可能性のほうが高いと思われますが。