硫黄島からの手紙

 見てきました。観客が想像以上に多く、かつ年齢層が高かったのにちょっと驚きました。やっぱり○○賞受賞とかノミネートとかあったからですかね。


 で、肝心の内容ですが、凄かった。賞ノミネートに関するニュースで色々褒められてるのを見るたび「またそんな……」とか思ってたんですが、いや、なかなかどうして。一つ挙げるとするなら、画面がほぼモノクロ状態の中写真に流れた血が赤いっていうのが……印象的というか、象徴的というか。
 ただ登場時から死亡フラグ立ちまくりの二宮さんがいつ死ぬのかどきどきしながら見てて、最後のシャベル振り回しで「あーコレで……」とか思ってたら助かっちゃいましたよ。まぁその後無事に家族と再会できるのか、っていうのはまた別として。しかし、獅童さんまで助かってる(んですよねアレ)のにはびっくり。地雷抱えて出て行ったけど待てど暮らせど敵が来ない、っていう状況に組!の捨助を思い出したんですが……すみません、こんな感想しかなくて。
 あと、人がバタバタ死んでいくのに、一番かわいそうだと思ったのはあの馬でした。……この映画を見てもっと他に考えなきゃいけない事はあると思うんですが、こんな事しか考えられない私って_| ̄|○