劇場版 戦国BASARA −The Last Party− 2回目鑑賞+厳島小旅行レポート

 まぁ、2回程度は別に珍しくないと聞いておりましたが、実際自分が出かけることになろうとは。揚句、10年位ぶりに厳島へ行くことになろうとは……。
 毎度のことですが、以下ネタバレ注意。


 7月9日。前日は帰宅後、魔女宅を途中から見て、そしてあの頃は良かった(いろんな意味で)としみじみし、その流れでスペースシャトル打ち上げ生中継をうっかりNASATVで見て英語分からないけど打ち上げ成功おめでとうございます! と、大興奮しながら就寝し。
 起床、午前10時過ぎ。
 この時点で後日に仕切りなおすことも考えてカレンダーを眺めたのですが。
 広島まで行く時間が取れそうな日は……、ない。
 そんなわけで、大慌てで準備し、JRに飛び乗ったのでした。


 広島に到着し、劇場に入ってチケットを購入。そこで伊達軍家臣団認定証をいただきました。この認定証、シャッフルして配られているらしく、近くにいた女子高生らしきグループの方々は「誰のがいいー?」とトレードされていらっしゃいました。
 劇場入り口では元就様がお出迎え。ちょっとした撮影会場と化しておりました。私も記念に一枚。

 周りの照明が落とされていて、私の携帯ではこれが限界でござった……無念。


 肝心の映画の感想ですが。一回目は最後の足軽ダンスに全部持っていかれたので、今回はもう少し頑張って見てきました。

  • 今回も鑑賞作法は伊達軍の皆様によるものでした。一体何がどうなって鑑賞作法不徹底で筆頭が怪我をすることになったのか……。
  • OP。EDもそうなのですが、これだけで劇場で見る価値があると思います。鋼シャンバラOPでもそう思ったんですが。
  • さらにOP。墨の効果が非常に好み。そして家康が恰好良すぎて辛い。
  • 川中島。おやかた様と軍神殿のシーン、やっぱり処刑シーンには見えない。どっちかというとけっこ……げふごふ。
  • しかし、皆様。竹千代様と家康様、疑問もなくフツーに同一人物として扱っていらっしゃいますが、あの成長っぷりは誰だかわからなくて当然のレベルだと思うのですが。
  • ゲーム幸村は繁信、アニメ幸村は信之、というのは何処かでお見かけした意見なのですが、非常に納得。
  • 刑部さんの登場シーンは何度見てもちょっとしたホラー。
  • お市さまもホラー。でも3の四国といい今回といい、旗だけで徳川の仕業ってのはどうなんだろう。
  • 関ヶ原で鍋パーティ。天海様に言われたからってあれを用意できる金吾さんは結構すごいのでは。しかし、やっぱりあの具の大きさは解せぬ。
  • そして、遅れて出てきて仕切り始める元就様。仕切ってたわりにはそのままアニキと二人の世界に。まさか収録まで二人でされていたとは(ソース:劇場版WEBラジオでの中の人たちの発言)
  • 信長様復活。とりあえず字幕希望。すみません、教養などないので、日本語が理解できませぬ……。
  • 天海様の断末魔はいつ聞いても笑いをこらえるのに大変苦労いたします。
  • 浅井夫婦の結末には涙。幸せになってほしい方々その1。
  • 三成くんと大谷さん。幸せになってほしい方々その2。大谷さんは無事だと信じてる。だって一期の竹千代様や島津さんの方がどう考えたって……だもの。
  • 三成と家康。ゲームの二人はそれぞれの正規ルートではどうやっても和解できないどころか……でしたが、アニメの二人はあの後三成くんが徳川家の重臣になってても驚かない。



 えー、まだまだ書き足りないのですが、収集がつかなくなりそうなのでこの辺で。
 で、豪華版パンフを購入し、劇場を後にしました。正直あのパンフはパンフレットと言ってはいけない気がしますが。
 ……で。帰路についたのですが、そこで。
 そうだ、厳島神社へ行こう。
 と思い立ってしまったのは何だったのか。
 ふらふらと宮島方面行の電車へ乗り込んでしまったのでした。


 宮島連絡船の乗り場で切符を購入。思ったよりフェリー代金が安いことに驚く。自分で料金を支払って乗ったコト無かったので(団体旅行か家族旅行でしかきたことなかった)、乗船料金がこんなにリーズナブルだと思わなかった(ちなみに片道170円。もう少し高いと思ってました)。
 これなら気軽に観光に来られるなー、なんて考えながらフェリーに乗り込み。海上からみる大鳥居に感動しつつ厳島上陸。
 フェリー乗り場から出たところで、こんな案内板を見る。

 毛利家の家紋に反応するようになったあたり、以前の自分からは考えられないなー、とか思う。


 そこから歩いて厳島神社へ。さすが日本三景、海を眺めながら歩いているだけでも楽しい。
 拝観受付を行い、回廊を進み本殿へ。神社だから柏手で良いんですよね……、とか不安になりつつ参拝。


 夕日を眺めながら、こんな景色を見ていたらそりゃ日輪を崇めたくなるよねー、という不謹慎な感想を抱いて、フェリー乗り場へ戻り、来た時と逆のルートをたどり自宅へ。
 うっかり映画よりも宮島観光に満足した一日でした。無計画行き当たりばったりでも何とかなるのは一人旅の良いところ。
 次は関ヶ原に行きたいなー、などと思いながら(しかしさすがにそれは行き当たりばったりで行ける距離ではない)レポートを終了させていただきます。