鋼の錬金術師 第37話「咎人の肉体」

 原作ネタバレ感想です。
 しかし何から書けば良いのか……とりあえず目についた所からいきます。

 兄弟の所に現れる少佐の態度からして、ロス少尉の生存に関しては断定で良いかと。じゃないと今回の作戦や少佐の態度の説明がつけられない。今回出てこなかったブレダさん辺りが東部での作戦指揮官でしょうか。少佐がエドを連れて行ったのは大佐の指示? 何か東部でも動きがありそう。
 一方お留守番組も何か巻き込まれそうですね、あの流れからすると。


 で、本題、軍部。元東方組、大活躍。特にハボック、今まで本格的に戦闘してた描写無かったのではないかと思うのですが(見落としてたらすみません)、二丁拳銃に体術とバッチリ。しかも「鷹の眼」発言まであって、もう素敵。
 後はブラックハヤテ号と共に通信設備構築しているフュリーさんも、一人状況が把握できてなかったっぽいファルマンさんもよろしいですね。
 しかし。今回一番の見所。
 どこかの飲み屋のお姐さんのような口調で喋りつつライフルぶっ放しているホークアイ中尉と、東方時代を知らない人間には誤解されるよう仕向けつつ指揮をするマスタング大佐が大変素敵。しかし、中尉が自分で「こわ〜〜い副官」とか言ってると思うと笑えます(爆)
 しかし、最後のアレ……大丈夫だとは思うのですが……う〜む。ヒューズさんのあのシーンを描いてあるのが、「また!?」と読者を不安にさせ、でも今回は大丈夫でした、という展開ではないかと思います。大丈夫だという一番の根拠が、常々「ホーク愛(はぁと)」な発言をしている担当氏が、中尉がグラトニーに喰われるという展開にOKするとは思えない……って、そんな根拠では自分でも納得できないので。
 真面目な話、ウロボロス組は、ヒューズ殺害をきっかけに大佐が色々な事件を調べ始めた事を自覚している。ここでまた大佐の副官の中尉を殺す事はしないと思うのですが。ただ、彼らを大佐の部下と認識しているかどうか怪しいのでこの考えで根拠にはならないか。素直に、大佐が駆けつけるまで何とか応戦する中尉、大佐間一髪間に合う、発火! って展開であって欲しいです。
 あ、助けに駆けつけるのが、別の人間でも可。ありそうなのが、アル達(時間的に無理かな……)、ブロッシュ(大穴)、スカー(超大穴)、ブラックハヤテ(……)を可能性として挙げておこうかと。
 あぁ、買ったばかりだというのに既に次号が待ち遠しい。