劇場版鋼の錬金術師 シャンバラを征く者 本編感想

 さて、本編感想です。とりあえず覚えているところだけ。辛口気味です。



  • 冒頭は過去回想。トレーラーの赤コート豆はこの冒頭部分、ハイデリヒに語る過去話でした。で、あの冒頭の敵役さん、結局どうなったの? 爆弾だけ現実世界へ行ったって事は無いだろうけど、門をくぐれるほど力のある術師*1だったの……? まずこの辺りで疑問符が一つ。
  • OPはDVDジャケット絵+TVシリーズ名場面。無駄に格好良いです、はい。
  • なんだか色々あってノーア嬢をかくまうエド。この辺りの経緯がよく判らないのですが、やはり兄さんはパパンの息子だけあって天然タラシって事でオッケーですか?
  • で、ごちゃごちゃあって大総統そっくりさんに連れられ古城で肝試し(違) うっかりエンヴィー(ドラゴン)に遭遇、感動の兄弟再会とは程遠いご対面でした。
  • で、また色々あって、アメストリス。アルフォンス君は2年の間に魔法少年になっておりました。だってあれ錬金術じゃないよ! 砂から水を生み出すのは等価交換じゃないよ! それに魂の錬成ってそんな簡単なのかよ!! ……この辺りまでで既に疑問符が多量に(何)
  • しかもイズミ師匠は……_| ̄|○ 携帯待ち受け画像になってらっしゃったので安心していた私が馬鹿でした。
  • そうそう、伍長どのは北の大地で雪に埋もれておりました。しかも雪に埋もれた所為(多分)で湿気てるマッチを猫背ですってるし、点かないし……事前情報ではやたら儚げだった*2くせに、本編ではギャグキャラでした。わはは。
  • 再びミュンヘン。トゥーレ協会のアジト(?)に忍び込む兄さん。頬の傷がエロいです。で、錬成陣を見つけて思わず書き直す兄さんに、むしろそんなところで見つけた練成陣なんて書き直すんじゃありません! と心の中でつっこんでみる。その後色々あって鎧アルとの再開で一気に元気になる兄さん……判りやすくていいですね……。
  • で、またまた色々ごたごたあって(ロクに覚えてません)、兄さんアメストリスへ帰還(←はしょりすぎ) ここでの犠牲者はホーエンパパン、エンヴィー、ハイデリヒ君。アメストリス側ではラース+グラトニー……グラトニーはずっとあの地下都市に居たのか? グラトニーは何を食べて生きてたんだ……? あ、地盤沈下の原因はグラトニーが地下都市を食べたからか!(違)
  • 兄さんと再会するアル・ウィン・シェスカ……シェスカが居る意味が判らない……監督の趣味ですか、脚本家の趣味ですか(禁句)
  • ウィンリィと再会抱きつき赤面兄さんは可愛かった。
  • 中央軍に復帰する伍長増田……って、北でシリアスに「錬金術は使わねーよorz」とかって語ってたのに、なんで何のためらいも無く指パッチンをやらかしてるんだ増田! しかも楽しそうに気球に乗って……やっぱりギャグキャラ扱いなのか増田。
  • 兄弟は色々あって、二人そろってミュンヘンへ。って、アメストリスの後片付け、全部増田に押し付けて逃亡かよ! しかもあんな犠牲が出ていたの知ってるのに……あーそうか兄弟が離れ離れのままだと今後も犠牲が出るかもしれないからねー(棒読み)
  • ってか、一番可哀想なのはウィンリィだと思います。何から何まで貧乏くじ引きまくり……。
  • 最後の最後に顔見せご出演、スカーさん+ラスト姐さんinミュンヘン。この二人が幸せそうで良かった……。



 正直に申しますと、最悪な想像をして見に行っていたわけですよ。劇場版エ○ァとか模○犯とか観賞した時の、劇場を出るときのなんともいえないあの雰囲気を思い起こしながら。……それに比べればマシとはいえ。兄弟だけ見るとハッピーエンドとはいえ。
 他のキャラは完全に兄弟の添え物ですか、そうですか_| ̄|○
 良かった点は思った以上に小栗君のハイデリヒに違和感を覚えなかった事。良い声でしたよ(多少の贔屓目は見逃してください)


 さて、シナリオ本を買ってくるか……カットされたシーンとやらでいろいろ補完してみます……。

*1:その後の描写を見る限り、門は無条件でくぐれる訳ではないと思うのですが

*2:それこそどの女性キャラよりも儚い感じのイラストを多量に見かけた気がしますが