HERO

 数日前まで「どうせすぐにTVで放送するだろうし見に行かなくても良いかなー」とか思っていた映画版ですが、番宣で流れた予告編のタモリさん登場シーンを見て劇場へ行ってきました。(←詳しい経緯は察してください)


 で。何故に韓国、と思ったのですが、最後のオチの韓国語とスペイン語(だったっけ、イタリア語だったっけ? 忘れた)に、ほほぅ、と思いました。まぁ、日本国内で暗号のような方言を使うのでも良かった気はしますけどね、映画ですからそれはそれで。
 物語自体では、傷害致死と贈収賄だけでなく、放火と結びついた瞬間にはおぉ! と思いました。ただその、あの場所に居た人間を全部調べ上げるのはちょっと無理なんじゃ……とは思いました。ついでに、放火犯の携帯は真っ先に調べようよ皆さん! とか。あくまでフィクションにそこまで突っ込むな、という程度の問題ですが。あと、スペシャル版の内容をほとんど忘れて居たため、「あの事件って結局なんだったんだっけ……」とか思った人間がここに一人。忘れていても大丈夫でしたが、チェックしておいたほうが面白いのは確かだと思われます。


 最後にちょっと内容とは関係ありませんが。誰が目当てで来ていたのか知りませんが、お連れ様とお話されながら見ていた私の隣の席に座っていらっしゃったおば様方。映画館は公共の場所ですよ? ……最近、あんまりこういう方に出会わなかっただけにすごく凹みます。笑ったりとか、驚いたりとか、泣いたりとか、そういうのは良いと思うのですが、意図的に喋り続けるのはやめてくださいな、ホント。