読了

「ハリー・ポッターと死の秘宝」 (上下巻セット) (ハリー・ポッターシリーズ第七巻)

「ハリー・ポッターと死の秘宝」 (上下巻セット) (ハリー・ポッターシリーズ第七巻)

 最終章まで読了いたしました。読んでいる途中で腕がつりかけて、電車の中で京極先生の本を読んでいた過去を思い返し、体力の衰えを実感しました。……今まで読んだ本でどれが一番おもい(←重量的な意味で)んだろうなぁ(遠い目)
 以下、ネタバレを含む感想です。


 まず、なんと言っても、児童書なのに容赦なく人がお亡くなりになるよね、このシリーズ。いや、児童書だから、なのか。でも、上巻冒頭から鬱展開でどうしようかと。うぅ……、確かに最後はハッピーエンドなんですけれど。なんですけれどー!(じたばた)
 特に、スネイプさん。このヒト一体どうしてー!? という疑問が最後に明らかになって、うっかり号泣。ハリーが父親に似てて、でも母親と同じ色の瞳で、……という記述に、だから最後のあの言葉かー! と。
 誤解しててごめんなさい、と思わず謝りたくなったくらいスゴイ方でした、彼は。
 ですが、皆(生き残った方は、という注釈はつけなきゃいけないかもしれませんが)、落ち着くところに落ち着いてハッピーエンドで良かったです。主要人物が何人かお亡くなりになる、というのを知って、ひょっとして、あの3人全滅エンドとかかー!? という、最悪の結末を想像していたもので。代わりのように、あのヒトとかあのヒトとか、お亡くなりになりましたけど……。
 最後に、正直申し上げまして、登場人物が覚えきれなかった私。最後にいろいろ登場された時も、半数程度の方に対して「これ、ダレだっけ……ま、いっか」で読み飛ばしておりまして。機会があれば、眠気と戦いつつではなく、きちんと人物と伏線を把握しつつ再読したいと思います。