鋼の錬金術師 第99話「永遠の暇」&第100話「開かずの扉」

 と、いうわけで、先月と今月、2ヶ月分の感想その他となります。


 しかし、その、なんといいますか、何も言えないといいますか……。もうすぐ最終回っていうのがひしひしと伝わってくる展開になっておりますね。
 あえて何か言うとすればフーさんはともかく、バッカニア大尉は予想外だったなーといったところでしょうか。ところで気になっているのは、ラース(ブラッドレイ氏)とグリード(リン)は同じような手法で生み出されているのに、リンが肉体を修復している点。本人は否定しておりましたが、ひょっとしてブラッドレイさんもその気になれば肉体修復を出来たりしないのかしら……と。
 ……あと、その。増田さんに扉を開かせて云々の話が出てきてから、いつかはこういう展開になるんじゃないかなー、という予感がしておりましたが、やっぱりきました中尉と扉。不安半分、期待半分だったのですが、実際そういう展開になってしまうと思考停止に陥ってしまい……。ただ、死んでしまった人間は錬成できない、でも怪我の治癒はオッケー、とするなら、あの状況で中尉を治療しても扉は開かないような……。増田さんは過去、ハボックの治療はためらわなかったから、そういう事なんだろうと思うのですが(賢者の石を使おうとした上、失敗してるから正確にはどうなるかわかりませんが)ここはひとつ、メイ嬢が合流して錬丹術でなんとかならないかなー、と淡い期待を抱いてみたり。
 で、そんな皆様方のあれこれによってインパクトの面で弱くなっておりますが、何気にアルフォンスもやばそうなことになっております。まぁ彼の場合、これが肉体復活フラグかもしれないよなぁ、と思えるから冷静に見られるのですが……。多分アレは以前エドがやった扉経由の移動と同じ理屈なんだろうから、アルの再錬成→鎧ではなく肉体へ、ってのは自然な流れだと思いますし。人柱のアルをお父様がこのままにするはずは無いと思いますし……。
 とにかく、アルと中尉の無事を祈りつつ、次号を待ちたいと思います。